竹芝といえば、アトレが入る商業施設「ウォーターズ竹芝」、大規模オフィス・住宅施設「東京ポートシティ竹芝」、浜松町駅から竹芝駅へのペデストリアンデッキなど、大規模な再開発が目白押しの、東京で最も熱いエリアです。
これから、竹芝にお出かけする機会がかなり増えてきそうです。
この竹芝エリアでおすすめの散歩スポット、「Hi-NODE」(ハイノード)についてご紹介します。
竹芝・竹芝桟橋のお散歩、休憩に。「Hi-NODE」とは
Hi-NODEは、2019年にグランドオープンした日の出ふ頭の新施設です。
Hi-NODE敷地内には、無料で休憩できる待合所や、海沿いのカフェ・レストラン、遊具のある芝生広場があります。
竹芝桟橋エリアでの休憩にはHi-NODEの「ラウンジ」がベスト
竹芝桟橋で散歩して、少し休みたくなったときには、ぜひHi-NODEの「ラウンジ」に立ち寄りましょう。
ラウンジは、船の待合所で、無料で寛げる屋内スペースになっています。
ラウンジには、イスやテーブル、ソファが並び、静かな波の音が流れていて、波をイメージした視覚効果を楽しめます。
ここで海を見ながらぼーっとしたり、本を読んだり、思い思いの時間を過ごせます。
オープン時間は9:30~22:00。
夜まで開いているのが素敵です。
Hi-NODEの芝生広場は海沿いの楽園
屋外には、イスやテーブル、ソファが置かれた芝生広場があります。
南国の楽園のような雰囲気ですね。天気の良い日に、ここで寛いだら最高です。
しっかりした造りのイスやテーブルも並んでいます。ここでピクニックもできます。
広場の奥の、竹芝桟橋に続く小橋付近にも、テーブルやソファなどが用意されています。海辺の屋外に無造作に置かれたソファって、なかなか見ないですよね。
さらにさらに、2階のレストラン入口前にも休憩スペースがあり、イスやテーブルを利用できます。
船のドックが隣接しているので、1階から見るとドックの屋根や柱が邪魔になってしまいますが、2階からなら、海の景色をよりダイナミックに楽しめます。
船着き場の向こうに、レインボーブリッジを臨めます。
写真の右端に映るレストラン「BERTH ONE」のテラス席なら、より見通しが良いです。「BERTH ONE」でランチを楽しんだときの体験については、こちらの記事をご覧ください。
Hi-NODEはフェリーターミナル施設
Hi-NODEは、フェリーなどの船着き場の休憩所ですので、当然ながら付近の港「日の出」港には船が発着しています。
その日に「日の出」港に発着する船の情報が、ディスプレイで確認できます。
清潔で高品質な最先端のトイレ
個人的にすごく目を引いたのは、ラウンジ奥にあるトイレです。
Hi-NODEのラウンジは無料で使える施設にも関わらず、TOTOのウォシュレット「NEOREST」が設置されています。
高級ホテル等で使われる機種ですね。
個室のドアを開けると自動で便座蓋が開き、使用後には除菌処理がされます。
さらに、トイレの流しの蛇口もすごいです。
手洗いの水が流れ終わった後、青い光とともに、シンクを除菌するスプレーのような水が自動で噴出されます。
あとで調べましたが、これはTOTOの「アクアオート」というんですね。
私はHi-NODEで初体験して、一瞬水道を壊してしまったのかと思いました・・・。
Hi-NODEのカフェ・レストラン
Hi-NODEには、1階にカフェレストラン「BESIDE SEASIDE」、2階にレストラン「BERTH ONE」があります。
両店ともテラス席があり、海沿いの船着き場の雰囲気を満喫することができます。
1階の「BESIDE SEASIDE」は、綺麗な海の家のようなカフェレストランです。
価格帯も比較的リーズナブルで、家族・友人とでも1人ででも、気軽に入れるお店です。
我が家では、真夏の暑い日に時々、冷たいアイスコーヒーを飲むのに利用しています。
2階の「BIRTH ONE」は、ちょっとグレードが上がった大人の雰囲気のレストランです。
実際に利用したときの体験については、こちらの記事をご覧ください。結婚式二次会やデート、家族のお祝い事に利用するのにも良さそうですね。
営業時間:平日はランチ・ディナー時間帯のみ。土日はモーニングも
1階のカフェレストラン「BESIDE SEASIDE」、2階のレストラン「BERTH ONE」の営業時間帯は、以下の通りです。
■土日祝日:11:00~深夜帯まで。「BESIDE SEASIDE」はモーニング(7:00~11:00)も
平日は、ランチとディナー時間帯しか営業していない点に注意が必要です。
正確な営業時間は、各店HPでご確認ください。
BESIDE SEASIDEはこちら、BERTH ONEはこちらです。
なお、1階「BESIDE SEASIDE」では、コーヒーのテイクアウトは可でした。
テイクアウトのカウンターは閉じていましたが、スタッフの方に声を掛けると応じていただけます。
Hi-NODEへのアクセス
最寄り駅は日の出
Hi-NODEには、以下の3つの駅から歩いて行くのが一般的です。
■ゆりかもめ「竹芝駅」から徒歩4分
■ゆりかもめ「日の出駅」から徒歩4分
浜松町駅からの歩行ルートは、階段のアップダウンが多くて少し不便ですが、ペデストリアンデッキが開通(2020年予定)すれば、一気にアクセスしやすくなります。
バスでのアクセス
JR浜松町駅から、都営バス「浜95」を利用してアクセスすることもできます。
浜松町駅北口からHi-NODE最寄りのバス停「日の出桟橋入口」までは約5分。バス停からHi-NODEまでは、徒歩約2分です。
都営バスの時刻表やバス停の場所については、東京都交通局のページをご参照ください。
車で行く場合
Hi-NODEの専用駐車場はありません。
近隣の「インターコンチネンタル東京ベイ」など、付近の駐車場を利用する必要があります。
なお、Hi-NODEに隣接する区画には写真のように広い駐車場がありますが、ここはHi-NODEとは別の施設で、利用できませんので注意しましょう。
自転車でのアクセス
Hi-NODE正面入口の右側に駐輪場がありますので、こちらを利用できます。
NTTドコモのサイクルシェアリングポートもあります。ポート名は「C5-29.Hi-NODE(ハイノード) 」です。
子どもと夕暮れ時のHi-NODEに行ってみた
休日に3歳の息子とともに、オープン間もないHi-NODEに行ってみました。
海沿いで、車が来たりすることのないスポットで伸び伸び遊ばせられるのは有難いですね。
遊具で遊ぶ
丸太でできた遊具で遊びます。
丸太は公園にあるものよりも細めで、少しだけ難易度高めです。慎重派の息子は、手をつないで渡ります。
海辺の屋外ソファを堪能
夕暮れどきの海の風をからだ中で感じて、ウキウキワクワクが止まらない様子です。
船もレインボーブリッジの夜景も、こんなに間近で見るのは初めてなので、食い入るように眺めていました。
ハンモックに包まれる
Hi-NODE脇の竹芝桟橋側にあるハンモックを見つけると、さっそく寝心地を試していました。
ハンモックは、寝転ぶのが意外と難しいんですよね。子ども一人ではちょっと危ないかもしれません。
・・・と思っていたら、後日、撤去されていました。残念・・・。
ハンモックを体験できる機会はなかなかないので、ぜひ復活してほしいです。
竹芝桟橋へのライトアップされた橋を駆け抜ける
夕方になると、ライトアップされた橋が珍しいようで、大はしゃぎで駆け抜けていきました。
橋のライトアップの仕方が幻想的で、なんだか光の中を歩いているような気分になります。
ほぼ常に空いている!
Hi-NODEはとにかく、空いています。
何度となくHi-NODEを訪れましたが、休日でも、1時間ほど滞在して、広場で遊ぶのは概ね1~2組だけでした。
2019年にオープンしたばかりで、竹芝の再開発ラッシュの第一陣なので、まだまだこれから人気のスポットになっていくのでしょう。
まとめ
Hi-NODEは、竹芝という都心の再開発の再先鋒で、海辺の開放感と、洗練された最先端の設備とおしゃれな空間が楽しめるスポットです。
近隣の在勤・在住者や観光客にとっては、都会の海沿いにあるオアシスのような存在として愛用されることと思います。