本芝公園のじゃぶじゃぶ池で水遊び。線路沿いの歴史ある公園

本芝公園とは

山手線や京浜東北線から見える、田町駅から徒歩5分ほどの公園です。
都心の公園としてはやや大きめで、線路に沿って細長い形の敷地になっています。

昔は豊かな漁場、落語「芝浜」の舞台にも

公園付近は昔は海岸で、豊かな漁場だった場所を埋め立てて公園になりました。山手線の線路辺りが、海岸線だったんですね。
公園の遊具も船を模していますし、あちこちに海岸の名残りを感じさせます。

また、落語「芝浜」の舞台としても知られています。魚屋を営む勝五郎さんが、良妻の知恵でその気になって、商売成功したお噺ですね。大河ドラマ「いだてん」でも使われました。

JRの線路が目前に!騒いでも大丈夫

公園で遊びながら、山手線、京浜東北線をはじめとしたJRの電車が通る姿を超間近から見ることができます。新幹線も通りますし、JRの線路の上にはモノレールも通ります。

実に1,2分に1本のペースで、すぐ近くを電車が通るということです。
電車好きなお子さんには素晴らしすぎる環境ですね。

また、常時電車の音が鳴り響く立地ですから、子どもがどれだけ騒いでも大丈夫。子どもがキャッキャと騒ぐ声って、都心にいると近所迷惑じゃないか気になりますが、この公園ではそのような心配とは無縁です。

夏は本芝公園のじゃぶじゃぶ池で水遊び!

この公園の最大の特徴は、夏場に開放されるじゃぶじゃぶ池と噴水です。
都心でも、噴水のある公園はわりとあちこちにありますが、都心の駅近でじゃぶじゃぶ池のある公園は希少です。

本芝公園のじゃぶじゃぶ池は、いつから楽しめる?

このじゃぶじゃぶ池は例年、6~7月頃から開放され、子ども達が池の中で水遊びできるようになります。

じゃぶじゃぶ池での事故と改修工事の影響

じゃぶじゃぶ池は、2018年に事故があって以降、水遊びが開放されませんでした
詳細不明ですが、水遊びしていたお子さんが怪我してしまったようです。

その影響でじゃぶじゃぶ池を一部改修工事したため、開放されなかったようです。港区のQAページによれば、予算不足のため不開放が長期化してしまったとのこと。

現在は改修工事が済み、2019年8月13日からはじゃぶじゃぶ池の開放が再開したそうです。

じゃぶじゃぶ池の水位は幼児の膝下ぐらいまでですが、プールなどと同様、水で滑りやすいです。
大人が近くでみながら、子どもが走り回ったりしないように充分注意して遊ばせたいですね。

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本芝公園の遊具とお砂場。大人用の遊具も

海岸沿いだった歴史を色濃く残す、本芝公園の遊具をご紹介します。

まずは本芝公園の代名詞である、船を模したすべり台です。すべり台は2か所あって、まっすぐのものと、ぐるぐる巻きのものとがあります。

写真ではわかりづらいですが、階段を上ると船の舵(ハンドル)があって、これをクルクル回して遊ぶ子が多いです。
この船型のすべり台とは別に、小さいお子さん用の小型すべり台もあります。こちらは1歳くらいの子もよく遊んでいます。

シーソーもあります。むかしのシーソーとは大違いで、安全面に最大限配慮されている構造で、安心して遊ばせられます。

それから、ブランコ。普通のものと、小さい子用のものと1台ずつあります。

鳥を模したサスペンション遊具と、その奥には鉄棒があります。

遊具の周りは広いお砂場

本芝公園には、船を模したすべり台やシーソーをぐるっと囲む形で、広~いお砂場があります。

かなりの広さですので、他の子が大勢いるときでもお子さんが自分のペースで存分に遊ぶことができます。
また、誤ってシーソーなどから転落してしまっても、地面はお砂場なので安心です。

大人用の遊具・健康器具も

番外編ですが、大人用の遊具(健康器具?)もあります。

ぶらさがったり、懸垂ができる鉄棒です。2m以上の高さがあります。

もう一つ、前屈器具があります。素晴らしく健康に配慮された公園ですよね・・・。この器具は子どもと一緒にも遊べます。

本芝公園で1歳半の子どもを水遊びさせてみた

我が家では、子どもが1歳半になった頃に、本芝公園のじゃぶじゃぶ池で遊ばせました。

最初は水を怖がってギャン泣きしていましたが、他の子が遊んでいる様子を見ていると徐々に慣れてきて、ひんやりとした水の感触を楽しんでいる様子でした。

遊んでみてわかったのですが、池は3つに区切られていて、3つそれぞれ水の深さが異なっています。子どもの年齢にあわせて遊ばせられますね。

2歳頃から遊具やお砂場で積極的に遊ぶように

我が家の息子は2歳になった頃からお砂場遊びにドハマりして、公園内の広いお砂場でよく遊んでいました。

遊具でも徐々に、積極的に遊ぶようになってきました。鳥のサスペンション遊具は、わりとすんなり楽しんでいました。

すべり台はまだ怖がっていたので、小型すべり台のうえの土管?のようなところにかくれんぼしたり。

公園のあちこちにある緩やかな坂道で遊ぶ

本芝公園はかつて海岸だった名残りか、公園付近には緩やかな坂道があちこちにあります。

3歳頃からは遊具よりもむしろ、坂道で遊ぶことが多いです。ストライダー遊びをしたり、ハトを追いかけたり、ボール遊びしたり。

公園の隣にはマルエツの入っているビルの敷地になりますが、ここにも広めの坂道があります。

高架下トンネルを通るのが好き

公園付近には高架下トンネルがあり、こういう道を通るのも子どもは大好きです。普段は抱っこをせがむわが子も、このトンネルは自分の足で歩きたいと申し出ます。。

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本芝公園へのアクセス

本芝公園には、都営三田線・都営浅草線の三田駅から徒歩4分ほど、JR田町駅から徒歩5分ほどです。
駅近の素晴らしい立地ですね。

まとめ

本芝公園は、海岸があったかつての姿を今に伝える、駅から近く大変便利な公園です。

じゃぶじゃぶ池や遊具だけでなく、間近で見られる電車、お砂場、高架下トンネルに緩やかで広大な坂道など、子どもが楽しめるスポットが満載ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。

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