絶品の知床産の巨大タコ。北海道羅臼(らうす)町のふるさと納税

ふるさと納税は、ここ5年ほどですっかり定着した感ですが、毎年、どこに納税するか悩みますよね。

我が家では例年、お米は鉄板として、それ以外にも美味しい食材を返礼品としている自治体を発掘しています。

このページでは、最近発掘した北海道「羅臼町」のふるさと納税の返礼品「タコ」についてお伝えします。

ふるさと納税とは

※既にご存知の方は読み飛ばしてください。

ふるさと納税は、都道府県や市町村といった自治体に対して寄付をする制度です。

寄附金のうち2,000円を超える部分については所得税や住民税の控除が受けられます。

寄付を受けた自治体の多くが、お礼の品”返礼品”として名産品などを寄付者に贈ります。

返礼品は、高級焼肉、魚介類などの海の幸、新鮮な野菜、お米、宿泊チケット、家電品など様々です。

たとえば、5万円の寄付をした場合には、寄付先の自治体からの返礼品を受け取ることができて、かつ、48,000円は税額控除されます。

つまり、実質的には自己負担2,000円で、様々な自治体からの返礼品がもらえる制度というわけです。

多くの自治体は予め、HPやふるさと納税サイトで寄付を受けた場合の返礼品を公開しており、寄付者の多くはそのサイトを確認して寄付先の自治体を指定します。

ふるさと納税で海鮮といえば北海道。中でも羅臼町は逸品ぞろい

我が家では例年、ふるさと納税制度を利用して各地の名産品を楽しんでいますが、寄付先の返礼品として魚介類は必ず入れるようにしています。

たとえば、

ふぐ鍋、幻の魚ヒラマサ、高級魚のどぐろ、ホタテ、いくら、明太子

など、様々な魚介類を楽しんできました。多くの返礼品は、北海道の自治体からいただいたものです。

しかし今回、北海道は羅臼町の返礼品で、非常に魅力的な返礼品を発見しました。羅臼(らうす)といえば、世界遺産の知床の地域として名高い海産地です。

いくら、ホタテ、高級魚を差しおいて「タコ」をいただく

北海道羅臼町の魅力的な返礼品は、「タコ」です。

タコといっても、スーパーで買うような普通のタコではありません。

足一本だけで50センチはあろうかという超特大のタコを、1万円の寄付で約1.5kgいただくことができます。

あとで知りましたが”羅臼のタコ”といえば非常に有名で、有楽町にある北海道のアンテナショップでも、ほぼ常に特産品として売り出されているようです。

こういうタコなら、おかずのメインにも、サイドメニューにも使えますね。
元来、タコは高たんぱく・低脂肪のヘルシー食材であるだけでなく、刺身、たこ煮、タコ焼き、たこ飯と、様々な料理に活用できる万能な食材です。

お酒のつまみに最適な点でも、ポイントが高いです。ビールやハイボール、白ワインなどによく合いますね。今回は、羅臼のタコとして以下の2品を候補に選びました。

【寄付金1万円】約1.5kg
たこ足・たこ頭食べ比べセット

【寄付金1.5万円】約2.5kg
知床羅臼産冷凍煮だこ

悩みましたが、今回は初めてということで、寄付金額の安い1万円のたこ足・たこ頭食べ比べセット(約1.5kg)にすることにしました。

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羅臼のふるさと納税で「たこ足・たこ頭食べ比べセット」が届いた

ふるさと納税サイト「さとふる」で申し込んでから、1週間ほどで自宅に届きました。冷凍便で丁寧に梱包されていたタコを早速あけてみました。

すると、予想より遥かに巨大なタコの足と頭が出てきました。これほどのタコは、私は初めて見ました。

ここまで大きいとは思いませんでした。このままでは、我が家の冷凍庫に入りません。

タコ刺しとしていただく

30分~1時間ほど常温で置いておくと、包丁が入る程度に解凍されました。

数センチの厚さで輪切りにしていきます。1つは早速タコ刺し(刺身)にしていただくことにしました。ご覧ください。見るからに旨そうです・・・

ひと切れ口に入れてみると、コリコリ、シコシコしたタコの食感が心地よく、何度噛んでもこの噛み応えが続きます。一切れ一切れを、口の中で長い間楽しむことができます。

味はかなり塩味が強いです。醤油はまったく要らないほどで、少し水に漬けると良いのでしょうが、旨いので待ちきれず、ハイボールを飲んで口の中で紛らわせることにしました。
味が濃くて長く噛み応えを味わえて、お酒のつまみとして最高の素材でした。

たこ飯としていただく

後日、この最高級のタコを、タコ飯としていただきました。炊飯器で炊いているときから、かぐわしいタコの香りと、磯の香りが入り混じった幸せな匂いが辺りに立ち込めます。

炊きあがったタコ飯は、こんなかんじに。ふっくらした仕上がりで、優し~い香りがほのかに漂います。

海の幸との相性が良いみそ汁も添えると、彩り豊かになりますね。

食べてみると、タコ刺しで食べたときの強い食感はそのままに、歯切れよく噛み切れるように仕上がっていました。旨味がギュッと凝縮されていて、食べ始めると止まらなくなり、あっという間に一杯たいらげてしまいました。

タコ飯は薄味にしたので、キムチを添えて食べると、タコキムチのような味わいにすることもできて、美味しくいただけました。

まとめ

羅臼町のタコ、予想以上に素晴らしい逸品でした。今回は刺身とタコ飯でしたが、まだ届いたタコの2割ほどしか食べていません。

今後、タコ焼きにしたり、カルパッチョにしたりと、様々な調理で長く楽しめる食材として活用していきたいと思います。

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