赤ちゃんが生まれた後の慌ただしい生活の中でも、沐浴・入浴は最も慌ただしい時間になりますね。
でも生後1~2ヶ月になると、当初使っていたベビーバスでは手狭になってきます。
このページでは、いつまで沐浴を続ければ良いのか、また、沐浴の後はどんな方法でお風呂に入れれば良いのかについて、お伝えしていきます。
沐浴は大変だった。グッズ準備、方法、不安との闘い
沐浴は大変だったと思います。用意するものだけでも、
ベビーバス
ガーゼ・沐浴布
全身泡ソープ
温度計
バスタオル
など、いろいろ買いそろえる必要がありました。
体を洗うときは、左手で赤ちゃんの両耳を押さえつつ、右手で体洗いや泡をすすぐという難度の高い手順を踏みました。
お湯の温度も、温度計をチェックしながら熱すぎず冷たすぎない38度程度にキープ。我が家でも、腰が痛くなってくるのに耐えながら、
大泣きしてるけど、このやり方でいいのか?
少し耳に水が入ってしまったけど大丈夫か?
もたついて沐浴時間の目安10分を超過してしまったけどいいのか?
などと自問しながら沐浴させていたことと思います。
沐浴はいつまでやればいい?卒業の時期は
沐浴は
生後1ヶ月まで
で良いとされています。両親学級や出産病院でも、生後1ヶ月までの洗体方法として、沐浴を教わりますね。
大人も入るお風呂には雑菌がいますが、1ヶ月検診が過ぎる頃には雑菌に対する抵抗力がつくということです。大変だった新生児期の沐浴を終えて、ようやく親子でお風呂に入れるときが来るわけです。
沐浴を卒業した後の入浴方法
沐浴のやり方は両親学級などでも学べますが、沐浴の後はどうするのか、教えてくれる場所はありません。1ヶ月検診などで相談してみても、
あ、親と一緒に入って大丈夫ですよー
と言われるだけです。生後1ヶ月以降の入浴方法には医学的に特別な注意点があるわけではなく、各家庭によってやり方が異なるようです。大抵の家では、
(大人と一緒に入浴する場合)浴室の前で待たせる
浴槽の外で体を洗う
浴槽で体を温める
の3ステップになります。首や腰が据わっていない間は、概ね同じような方法になると思います。順に説明していきます。
(一緒に入浴する場合)浴室の前で待たせる
大人が赤ちゃんと一緒に入浴する場合、先に大人が自分の体を洗うのが一般的です。その間、赤ちゃんを浴室の前で待たせておく必要があります。
このときは、クーハンなどに赤ちゃんを乗せておくと安心です。
クーハンが無い場合は、バウンサーや、バスタオルの上で待っていてもらうご家庭もあります。
首が据わっていればバンボも使えます。腰が据わっていなくても座らせられるのが有難いツールです。
赤ちゃんの体を洗う
手早く赤ちゃんの服を脱がせて、体を洗います。
ネットで各ご家庭での体の洗い方を調べてみると、概ね以下の3パターンがありました。
・バスチェアで洗う
・ベビー用バスマットの上で洗う
・引続きベビーバスを使う
1つ目のバスチェアで洗う方法ですが、アップリカのものが有名でスタイリッシュですね。この上に乗せて洗います。
より簡易でコンパクトな方法として、ベビー用バスマットの上に乗せて洗う方法もあります。
新しいツールを使うのが勿体なかったり不安という場合は、沐浴で使っていたベビーバスを使い続けるご家庭もあります。赤ちゃんの成長と共に手狭になりますが、リッチェルのように大きめサイズのベビーバスなら便利な方法ですね。
体を洗うときにスポンジやバスミトンを使うご家庭もあるようですが、うちのご近所や知り合いの間では、素手で洗う方が圧倒的に多いです。
風呂に入れて体を温める
お風呂に入れる方法としては、以下の2パターンがあります。
・桶やバケツで五右衛門風呂
・膝の上で入浴
1つ目は、桶やバケツなどに入れて浸からせる方法です。我が家では第一子のとき、300円ショップでゴム製の桶を調達しましたが、1ヶ月ほどで穴が開いてしまいました。。
最近では、Swimavaの製品が便利で非常に評価が高いですね!
もう1つの方法は、大人と一緒にお風呂に浸かる方法です。膝の上に赤ちゃんを仰向けに乗せて、両手で赤ちゃんの体を支えた状態で浴槽に入ります。
この方法ならとくに道具も要らず、赤ちゃんとのスキンシップを楽しむこともできますね。
浴室が狭い我が家の入浴方法
倹約家を自称する我が家では、入浴に際しても、最小限で、しかもメンテナンスしやすい方法とグッズを厳選しました。
・簡単に体を洗える
・安くて軽くて小さいグッズ
・手入れが簡単
という条件で、入浴方法を検討し、クーハンやベビーマット、ベビー用風呂桶は場所をとるしメンテも大変、ということで、一番省エネなやり方が定着しました。
必要なのは、入浴用シートマット1枚だけです。うちはネット通販で調達したシートマットで、乳児期の体洗いをしています。
(一緒に入浴するとき)バスタオルの上で待たせる
まずは、大人が体を洗っている間、浴室の前でバスタオルの上で待っていてもらいます。
風呂から上がったときのために、ベビークリームやオムツ、着替えも用意しておくとスムーズです。
もう少し経って首が確実に据わってきたら、バンボを使う予定です。
シートマットの上で素手で赤ちゃんの体を洗う
体を洗うときは、入浴用シートマットを敷いて寝転ばせます。ネットで数百円で買った、ベビー用でも何でもないシートマットです。
ここで適宜お湯をかけてあげながら、親が素手で洗ってあげます。お湯で濡らしたガーゼをお腹に掛けてあげると赤ちゃんも安心するので、あまり泣かなくなります。
なお、体も頭も、沐浴のときと同じ全身泡ソープをそのまま使っています。
シートマットは、うちは数百円のもので十分ですが、もう少ししっかりしたものを調達する場合はこのようなものが良いかと思います。
こういうシートマットなら、入浴後にサッとお湯をかければ簡単に洗えますし、衛生的で置き場にも困りません。
抱きかかえて風呂に入れる
浴槽に入れるときは、生後6ヶ月くらいまでは何となく不安なので親とは別に入れて、両腕で赤ちゃんの脇を持ちながらお湯に浸からせています。
腰が据わった頃からは赤ちゃんも親も慣れてくるので、親が一緒に入って、膝のうえに寝転ばせる形で入れる予定です。
余裕があるときは、浮き輪スイマーバ首リングが可愛い!
うちは日常的なお風呂グッズは最小限にしましたが、Swimavaのうきわ首リングで時々、泳がせています。
普段は寝転んでばかりいる赤ちゃんが、抱っこなしで生まれて初めて体が垂直になった瞬間の不思議そうな表情は、なんともいえず可愛いものです。
うちは1ヶ月に1回ぐらいしか使っていませんが、4年前に上の子のときに買ったものを今も支障なく使えています。赤ちゃんの発育のためにも、記念のためにもお勧めのグッズです。
まとめ
沐浴後の入浴方法をご紹介しました。
我が家では、ネットや周りの先輩パパママに聞きまわって、一番ラクな方法を模索し、必要最小限のものを買い足していく形で入浴方法を模索してきました。
同じように、この記事が、皆さまが少しでも安心して赤ちゃんとの入浴を楽しむことの一助になればと思います。